私は大学卒業後、最初の就職に失敗してすぐに失業し、家に引きこもった経験があります。あれは2004年頃だったと思います。当時は就職もせずに家でボケーっとしている若い男性が多かったですね。仕事は探せばいっぱいあったのですが、良い仕事がなくて家で朝からAVを見ている、なんて人が多かったと思います。
あの当時は、レンタルビデオショップや古本屋が生き残っていた最後の時期だったのではないでしょうか。2010年頃にはほとんどなくなってしまいましたね。
大きかったのは、やはりインターネットでAVが見られるようになってしまったことです。ブロードバンドやケーブル回線がどんどん普及して、レンタルビデオを借りてテープで見るよりも画質が良くなってしまいました。
そして非常に大きかったのが、あまり言われていないのですが、マニアックなAVメーカーの作品までもが、この2004年頃からインターネットで普通に配信され始めたことです。これがレンタルビデオ店などが潰れてしまった大きな原因だったと私は思います。
今までAVファンでありながら、マニア性の高いAVに関しては、レンタルビデオ店に置かれていても借りづらい雰囲気がありました。それに、そもそもマニアAVメーカーの作品は、レンタルビデオ店の棚に置かれていないことの方が多かったのです。
ところが2004年頃から、インターネットでそうしたマニアモノが視聴できるようになってしまいました。いろんなAVメーカーのものがありましたが、1番興奮したのが「ワイルドサイド」の作品でしたね。当時AVマニアの間で最も熱狂されていたAVメーカー・ワイルドサイドの作品が、ネットで観られるようになったのです。
このワイルドサイドの作品には、本当に楽しませてもらいました。今では絶対に制作できないような、すごい作品がたくさん作られていましたからね。
私は結局のところ、半年ほどフリーターをやっていた時期がありました。その間、よくこのワイルドサイドの作品を楽しませてもらいましたね。野外露出、ナンパ、スカトロ、天然爆乳と、独特のエロスをワイルドサイドは堪能させてくれました。
いろんな作品がありましたが、特に印象的だったのは豊田薫監督による若いナイスボディAV女優たちのやらしすぎる肉体いじりと、とんでもない性癖を持つ女の子との面白いトークですね。それに、ナンパモノでの島袋浩氏のナンパトークなども、当時はめちゃくちゃ笑わせてもらいました。
今思うと、あの時代までがAVの黄金期だったのかもしれません。
後にワイルドサイドがなくなり、豊田薫監督が「オペラ」というAVメーカーを立ち上げました。このオペラというメーカーの初期の頃まで、ワイルドサイドと同じレベルの面白さを誇るAVがたくさん制作されています。こういった作品が、今でもFANZAにたくさん配信されているのは本当にすごいことですね。オペラの魅力も、また別の機会に紹介しようと思います。
私のようなAVファンがこれほどネット上のワイルドサイド作品に熱狂してしまったのですから、街のレンタルビデオ店などが淘汰されてしまったのも、ある意味では仕方のない流れだったのかもしれません。
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